寒い朝、ふるえて早く目覚めてしまった。ぼんやりとネットを見ていたら気になる記事を見つけた。
懐かしい。コミックは全巻購入したが、アニメーションは見る機会がなかった。前田亜季主演で実写化もされたようだが、これも未見のままだ。
あの頃、夢中になって読んだコミック。今、読んだらどう感じるだろうか。久しぶりに読み返してみたい。それで、まだ感動できたら買ってみるのも良いかもしれない。
その高橋がキャラクター原案のCMがネットにあった。昨年の10月にアップされていたようだが、まったく気がつかなかった。まるで新海誠が手がけたCMのようだったが悪くない。雪国に暮らす者にとっては冬のタイヤは必需品だ。実に印象的に日常の一コマを切り取って描いている。こういうCMだったら大歓迎だ。
雪国と車というとすぐに思い出すのが映画「私をスキーに連れてって」だ。最近になって見直してみたら意外に悪くなかった。原田知世とユーミンの音楽だけでも十分だ。この映画そのものが当時(バブル)のCMみたいなものだ。
作画監督の土屋堅一は「星を追う子ども」から新海作品を手掛けていた。雰囲気が似ているはずだ。
ヒロインの声を演じた沢城みゆきは「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」でリルルを演じた。彼女の声のなんと魅力的だったことか。旧作のリメイクでは「のび太の新魔界大冒険」も好きだが、ヒロインの声では比較にならない。美夜子のキャラは魅力的なれど声を演じた相武紗季がひどかった。
ここで映画「ドラえもん」の個人的に好きな作品10本を挙げておく。ようやくWOWOWで放映された全37作を見ることができたからだ。同じシリーズを集中的に見たのは「男はつらいよ」以来かもしれない。
のび太の宇宙開拓史(1981)
のび太の海底鬼岩城(1983)
のび太の宇宙小戦争(1985)
のび太と雲の王国(1992)
のび太とブリキの迷宮(1993)
のび太と夢幻三剣士(1994)
のび太と銀河超特急(1996)
のび太の恐竜2006
のび太の新魔界大冒険(2007)
新・のび太と鉄人兵団(2011)
まだ1回しか見ていないので絶対的な評価ではない。ちょっと引っかかる点が多く、もう一度見てみたい作品を選んだ。一般的な評価の低い「のび太の宇宙英雄記」(2015)でさえ音楽で燃えた。どの作品も魅力的なところが、いくつもあるのが凄い。改めて、じっくりと向き合いたいものだ。