ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

楽しみなドラマ「高嶺の花」

7月からの新ドラマの情報が少しずつ出始めている。そんな中で目に留まったのが次の写真。

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これはもう、この2ショットだけで十分見たい。峯田和伸は「ひよっこ」よりも「奇跡の人」が良かっただけに期待できる。格差恋愛というと「101回目のプロポーズ」が想起される。峯田和伸武田鉄矢のようになっていくのだろうか。

最近、映画「ドラえもん」を集中的に見ていたので、改めて彼の歌の良さを認識してしまった。俳優としても多くの作品に出演している。最近の「リバース」をはじめ「白夜行」や「リミット」などの刑事役も印象的だ。

野島伸司脚本のドラマは正直、刺激が強すぎて苦手である。それでも「世紀末の詩」や「美しい人」、最近では「プラトニック」などは良かった。それぞれジョン・レノンジェーン・バーキンビリー・ジョエルの歌が忘れられない。野島は新人俳優発掘も手掛けているようで奈緒もその一人とのこと。

奈緒といえば今朝の「半分、青い。」で山口智子のパロディを演じていた。もっとドラマに出して欲しい。なんとなく昔の藤谷美和子のような雰囲気があって悪くない。祖父役の中村雅俊が主演だった「ゆうひが丘の総理大臣」とか懐かしく思い出される。その藤谷も「心はいつもラムネ色」で朝ドラのヒロインを演じて、実に魅力的だった。

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 それにしても自作のパロディをやるなら年代くらい合わせて欲しかった。「ロングバケーション」の放映は1996年だ。ただでさえヒロインがまったく成長しないので、時間経過が分かりにくい。それなのに一気に2年くらいとばしてしまうから余計に訳が分からなくなってしまう。

正直なところ期待していた分、落胆が大きい。永野芽郁は前述した「プラトニック」から注目していた。これと「俺物語!!」「こえ恋」あたりは本当に魅力的だった。それだけに自己中心的な役には嫌悪感すら覚えてしまう。さすがに、このままではないと思うので、最後まで見続けるが、どうなることだろう。

このようにドラマには見続ける楽しみがある。つまらないドラマにも、良いところが色々とあったりもする。時には自分だけの神回なるものを見つけることもできる。これは他人がどう言おうと、自分の感性によるものだから否定することはできない。ただ、それを作る側が言ってしまうのはどうかと思う。あくまでも受け手の側に委ねるべきことのような気がする。

このブログも受け手の一人が好きなことを好きなように書いているにすぎない。これを書くことに意味なんかないけど書きたいから書く。それでいいのだと思う。

今クールのドラマについても簡単に書いておく。大好きな古沢脚本の「コンフィデンスマンJP」は期待が大きかった分、少々残念な結果に終わってしまった。これは自分が勝手に求めていた古沢ドラマと相いれなかったにすぎない。

「シグナル」も最終回が尻すぼみで大きな風呂敷を畳めないまま終わってしまった。それでも日常描写の細部は十分に魅力的だった。

一方「ヘッドハンター」は最後まで勢いがあって予想外の面白さだった。人事の内情を知っていると余計に楽しめるところがあった。板尾創路の回など自分のことのように身に染みてしまった。まさに自分にとっての神回だった。

アニメでは「ひそねとまそたん」が圧倒的に面白い。自分はミリタリーに興味はないが、心情描写がいかにも岡田麿里っぽくて魅力的。ここでも奈緒ではない名緒が大活躍。その意味で今回の第10話は神回になりうる面白さだった。