ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

映画「ダゲレオタイプの女」

まだ9月の中旬だというのに、この寒さは何なんだって感じ。すでに毛布にしているのに今朝は布団が欲しかった。最低気温は12度。日中もあまり気温は上がらず、久々に1時間ほど散歩をした。

 それから、少し部屋の模様替え。ベッドを壁側に動かし、布団がずれないようにした。テレビも見やすいようになったので、少しずつビデオも消化していきたい。とにかく、やりたいことは多々あるのだ。見たり、聴いたりするソフトは腐るほどある。だけど長時間は疲れてしまう。今後は新たに見る映画やドラマは減らして、過去の資産の消化もしていきたい。

 早速、ビデオで中島みゆきの夜会を追ったドキュメントを見た。2000年ごろの放送だろうか。シアターコクーンが紹介されていたが、ここに入ったことがあったかなかったか記憶にない。また、MDで宇多田ヒカルのデビューアルバムを聴いた。意外に良い音で聴けるものだ。


昨夜は黒沢清がフランスで撮った「ダゲレオタイプの女」を見た。フランス映画風でありながら、やはり黒沢テイストが濃厚なラブストーリー。死者との境界が曖昧なところは、前日に見た「岸辺の旅」と同じだ。そこにダげレオタイプというレトロな撮影方法による不思議な日常が描かれる。相当な忍耐が求められ、そのために筋弛緩剤が投与される。その結果、撮影が終わると死んだように手や首がしなだれてしまうシーンは衝撃的だった。

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