今日もまた予報は外れて雪は降らなかった。そのうえ気温も下がらず、まずまず過ごしやすかった。こういう予報は外れて嬉しいものである。
今週からまた「風林火山」の再放送を見始めた。第４２回「軍師と軍神」。越後を出奔し高野山で修行を始めた謙信。そこに坂戸城主、長尾政景が連れ戻しにやってくる。政景の存在が意外にも大きいので、ただそれだけでも嬉しくなってくる。高野山の僧を演じたのが佐藤慶。さすがの存在感だ。大河ドラマの出演はこれが最後で３年後の２０１０年５月に亡くなっている。覚えてない訳だ。また、この回で摩利支天像がミツ→由布姫ときてリツに渡った。ヒロインが貫地谷しほり→柴本幸→前田亜季とリレーされていくのも印象的だ。
映画では「ひるなかの流星」を見た。いかにも王道の少女漫画という印象で、他愛のないラブストーリーだ。では、なぜ見たのかというと永野芽郁が映画初主演だったからに他ならない。山育ちの三つ編みの女子高生が吉祥寺に出てきて恋をしてきれいになっていく。ただそれだけ。特に大きな出来事が起こるわけでもない。だけど、そのなんでもない日常の中で変わっていく姿が実にチャーミングなのだ。相手役もジャニーズのようなメジャーでないのが良かった。恋敵を演じた山本舞香は「やすらぎの郷」で石坂の孫娘を演じて印象的だった。なお、永野の母親役の西田尚美は「風林火山」では謙信の姉を演じている。
