ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

大草原の小さな家【シーズン6】 1話~6話

◉「ローラの恋」(1、2)は前後編でアルマンゾとの出会いが描かれた。これまで幾多の恋があったが、ついに本命が登場。原題のBack to School は、学校に戻るということで新学期のこと。新しい先生が来るということでアルバートはお洒落をするし、キャリーは何度もトイレに駆け込む。ネリーは卒業してレストランを開く。少しずつ色々な事が変わっていく新学期だ。

そしてローラは先生を迎えに来た弟のアルマンゾに一目惚れ。べスと呼ばれて有頂天になってしまう。ここでローラのミドルネームがエリザベスということが分かった。そんなアルマンゾをオルソン夫人も見初めてネリーの相手にしようと画策する。そして例によってローラとネリーの争いに拍車がかかっていくが、この時期になるとケンカも生々しい。そんな恋するローラは早く大人になりたくて、卒業試験を受けてすぐにでも教師になろうと意気込む。

実際のローラとアルマンゾの年齢差は10歳あるので、ローラが15歳だとするとアルマンゾは25歳ということになる。こうなるとローラが早く大人になりたいと思うのも無理はない。父さんに「おハネちゃん」と呼ばれたくないという気持ちも分かる。

そのアルマンゾの声は古川登志夫。当時は何も感じなかったが、今では諸星あたるを連想して困ってしまうとは思わなかった。

f:id:hze01112:20200219160122j:plain

◉「家族」(3)はアルバートを裁判所で正式に養子縁組することで本当の父親が見つかるというストーリー。原題はThe Family Treeで家系図のこと。血縁か絆か、アルバートの選択が見ものである。それからオルソン家での水洗トイレ導入のエピソードは興味深かった。

f:id:hze01112:20200219160405j:plain

◉「メアリーの奇跡」(4)は、メアリーの眼鏡が奇跡を起こすストーリー。アダムが優れた教師に与えられる賞を受賞することになりメアリーと共に授賞式に出かける。そのスピーチに悩むアダムに、メアリーが眼鏡の思い出を語るのが伏線になるが、その後の展開は全く予想外だった。予想外と言えば、ローラとアルバートによる蜂蜜づくりもそうである。原題のThe Third Miracle(第三の奇跡)とは聖人に認定される条件のことのようだがよく分からなかった。メアリーを救った奇跡は分かったが残りの2つは何だろう。

f:id:hze01112:20200219160505j:plain

◉「サーカスが来た」(5)は、様々な人間模様が描かれて楽しかった。映画「史上最大のショー」を持ち出すまでもなく、サーカスの舞台裏にはドラマがある。今回はそこにオルソンの妹が登場し、兄と妹の確執の原因となった身体的な差別も描かれる。それをオルソンが克服できるかが見どころである。原題のAnnabelleは、その妹の名前である。

f:id:hze01112:20200219160611j:plain

それから、個人的にはローラの恋のライバルになったクリスティに魅せられた。ネリーのような性悪な女性として描かれていたがアルマンゾとはお似合いだった。それだけにローラの仕打ちはちょっと可哀想だった。そんなクリスティを演じたウェンディ・シャールは大好きなジョー・ダンテ監督の作品に多く出演しており、「インナースペース」ではウェンディ役で登場している。

f:id:hze01112:20200219160643j:plain 

◉「オルデン牧師の結婚」(6)は邦題通りのストーリー。原題もThe Preacher Takes A Wife、伝道者は妻を連れてゆくといった意味になる。オルデン牧師の普通の人間的な一面が見られて印象的だった。今回の演出は初登場となるモーリー・デクスターで、オルデン牧師の苦悩する姿を俯瞰で撮ったシーンが印象的だった。

f:id:hze01112:20200219160714j:plain

それからハーモン牧師を演じたウィリアム・シャラートも短いながらも存在感があった。数多くの映画とドラマに出演しているが、彼もまたジョー・ダンテ作品に多く出演しており見覚えがあった。ここではオルソン夫人との意外な過去が匂わされるが、その二人の過去の物語も見てみたかった。

f:id:hze01112:20200219160747j:plain