ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

紅白と朝ドラ

今日は一時的に冬型が緩み、久々に青空を見ることができたが、また明日から大雪になるようでウンザリである。

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屋根の上の雪は解け始めたものの・・・

晦日から元日にかけても雪が降り続いたが、幸いにもBSはもちこたえて見ることができた。

昨年、4Kを録画できるレコーダーを購入してからはリアルタイムでテレビを見ることが激減した。とりあえず気になった番組は録画して後から見るというスタイル。

そのため紅白も映らなくなる可能性がある4Kだけでなく、念のため地上波も同時録画しておいた。さらに芳根京子が出演する日テレのお笑い番組に、BSで放送されたアニメ映画「愛・おぼえていますか」とホラー映画「ザ・スイッチ」まで録画した。

これらの番組を昨日の元日から少しずつ見ているので、見たものから簡単に感想を書いていきたいと思う。

まずは紅白だが改装中のNHKホールから離れて有楽町の東京国際フォーラムで開催したのが良かった。ここは昔の勤務先への通勤ルート上にあり、毎日のように見ていた建物で、コンサートにもたびたび出向いた馴染みの場所だった。それだけに、そのロケーションを活かした演出が楽しく、懐かしく見続けることができた。

懐かしいといえば、視聴者の年代によってそれぞれ懐かしのメロディがあると思うが、自分にとっては1980年の「道化師のソネット」と1984年の「Woman」がそれにあたる。どちらも大好きな歌で、日本の歌では個人的なベスト10に入る。それを最高の舞台で、最高の画質と5.1chの音響で録画できて大満足だった。

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特に薬師丸ひろ子は昨年、歌手デビュー40周年ということでNHKの「The Covers」と「SONGS」、そしてWOWOWでの無観客コンサートが放送されたが、それらを一緒にディスク化して残すことができた。

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それから年末に4Kで再放送された朝ドラ「おかえりモネ」の総集編を録画していたが、その余白に紅白での特別編を収めることができた。朝ドラヒロインとしては清原果耶がゲストだったが、上白石萌音が歌手としても登場して印象的だった。

それなのに当時、朝ドラに出演中だったのに呼ばれなかった芳根京子は紅白の裏番組の日テレで女子高生役を演じていた。これが面白ければまだしも、まったく面白くなかったのが痛かった。さすがにこれは録画を残す気にはなれなかった。ちなみにこの番組で司会だったのが今月から日テレのドラマでヒロインを演じる高畑充希だった。

高畑はWOWOWでも終わったばかりのドラマ「 いりびと-異邦人-」のヒロインを演じており、これが最高に良かった。京都のアート界隈を舞台に愛憎うごめく人間模様が描かれ、映像、音楽、美術それぞれが実に魅力的だった。

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そのドラマで高畑に翻弄される役を演じた風間俊介松重豊は朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にも出演中で、これからが楽しみである。また、松重に囲われている画家の卵を演じたSUMIREは「おかえりモネ」に出演した浅野忠信の娘で、その儚い佇まいが印象的だった。

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そういえば、さだまさしも「カムカムエヴリバディ」に声だけの出演をしていたが、紅白の後に放送されている「生さだ」も続けて見てしまった。それによると、もう一度くらいドラマで登場するかもしれないということで楽しみである。