ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

ハマるドラマ

今も昔も土曜の午前中は特別だ。

のんびりと録画していたドラマを見るも良し、買ってきたCDを聴くのも良し、午後からの予定を考えるのも自由である。

10年前は7時半からBSプレミアムで「あまちゃん」を見ていたが、今は7時15分からBS4Kで見ている。ストーリーは知っていても、美しい映像で見直せる喜びは大きい。今朝のラストはミス北鉄に選ばれたユイ目当てにカメラ小僧たちが大挙してやって来るシーンで大爆笑。10年前はここで一気にドラマにハマったことをよく覚えている。

ハマるといえば昨夜から始まった小芝風花主演の「波よ聞いてくれ」が最高だった。かねてから猟奇的な役を演じたいと言っていた小芝だが、まさに新境地ではまり役になった。もう初回からテンションMAXで小芝から目が離せなかった。小芝の太ももに挟まれたら、その後どうなっても悔いはないといったところ。そんな小芝演じるミナレに翻弄される男たちの姿にも共感しまくりだった。

その他にも原菜乃華井頭愛海が出演していたが、原は「真犯人フラグ」、井頭は「べっぴんさん」で芳根京子と共演している。その「べっぴんさん」みたいなヒロインを芳根が演じているのが「それってパクリじゃないですか?」である。

こちらはすでに2話まで放送されたが、初回のつかみはイマイチで珍しく録画を残さなかった。ネットでは裏番組での波瑠との対決が話題になっていたが、これが小芝だったら「あさが来た」での母娘対決再びということでもっと話題になったことだろう。

残念ながら視聴率で波瑠のドラマに負け、水10での最低記録も更新してしまったが、2話になって一気に面白くなってきてハマってしまった。芳根演じる亜季の優柔不断さに初回ではイライラしてしまったが、2話では自社製品をパクった会社に寄り添っていき、最終的にWin-Winになる過程が感動的でもあった。常盤貴子朝倉あきも良いスパイスになっていて今後の展開が楽しみになってきたところである。

そんな訳で今季も小芝と芳根のドラマを同時に楽しむことができて何よりだが、民放の新しいドラマで見ているのはこれだけである。あとはBS4Kで大人のドラマ「グレースの履歴」にハマっている。とりあえず新しいドラマはこれだけで十分で、あとは昔のドラマや映画をのんびりと見ているところである。

BS4Kでは「それパク」と同じようなテイストだった「これは経費で落ちません」を見直すことができた。こちらでもヒロインの相手役として重岡大毅が出演しているが、正反対の役柄でピッタリだった。それから後輩役として伊藤沙莉が良いスパイスになっていたが、ヒロインの多部未華子が何よりも魅力的でハマってしまった。やはり知的財産部よりは経理部の方が身近で共感しやすかったのも大きかったようである。