今から41年前の今日、5枚のシングル・レコード(「愛のファンタジー」「1000年女王」「青春18」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」「ビギン・ザ・ビギン」)を買った。4枚については記事にしたので最後の1枚についても書いておく。
「愛のファンタジー」はソフィー・マルソー主演の映画「ラ・ブーム」の主題歌である。フランスでは1980年12月に公開されて大ヒットしたようだが、日本では1982年3月に公開された。
リチャード・サンダーソンの歌を初めて聴いたのがいつだったのかは忘れてしまったが、そのポップなメロディが耳に残って離れなくなったことでシングルを購入することになった訳である。
当時、通常のシングルが15万枚、ハート型仕様のものも同じ位売れたようだから凄い。当然、自分はハート型は恥ずかしくて買えなかった。
映画は劇場では観ず、翌年の3月にテレビ放送された時に見たような気がするが大した内容ではなく、すぐに忘れてしまった。ただ、その時にソフィーの吹替をしたのが玉川砂記子で、ソフィー以外にも当時魅せられていたテイタム・オニール、ダイアン・レイン、フィービー・ケイツなども担当している。個人的には1991年になって放送された「大草原」シーズン9でローラの吹替をしていることでも忘れられない。
ちなみに「ブーム」とはパーティのことで、パーティに誘われることを夢見る13歳の少女の物語は、そのまま「大草原」のローラの物語に重なってしまう。
その後、1作目と2作目をカップリングしたサントラ盤をCDで購入したが、映画とは別物として今でも愛聴盤である。
今朝の「あまちゃん」では種市先輩に胸キュンするアキが描かれたが、その恋する表情を見ていたら、ソフィーとこの歌のことを思い出した次第。