ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

今日のこと

今日は気温が上がって雪ではなく雨が降り続いた。それでも最高気温は5度程度で、室内は寒いままだった。そのうえ朝から頭痛が続き、肩凝りが追い打ちをかけた。

 テレビドラマでは「君が心に棲みついた」を見た。レディース・コミック原作のDVもので、さすがに見るのがしんどくて早くも挫折した。初主演の吉岡里帆ではなく、共演の石橋杏奈目当てであったが、これでは仕方ない。その石橋にしても顔がこけた感じで、かつての魅力が半減していたのが残念だった。

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音楽ではオペラ「セルヴィアの理髪師」を見た。ロッシーニ作曲の喜劇で2時間半程度なので軽い気持ちで見ることができた。これまで重厚なワーグナー作品を見続けてきたので、いかにも小劇場的な雰囲気も良かった。またヒロインが現代的な美人で、コメディエンヌとしても実に魅力的だった。また「フィガロの結婚」の前日譚ということも今回初めて知った。そうなると「フィガロ」も見たくなるわけで、楽しみは尽きないといったところである。

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映画では「サタデーナイト・フィーバー」を見た。ディスコシーンはサントラもあって鮮やかに甦ってきた。そのためコンテストに優勝してハッピーエンドと思っていたが違っていた。ラテン系カップルの踊りに圧倒され、優勝を素直には喜べない。そこに彼女の妊娠で苦しむ仲間の転落が追い打ちをかける。一晩中街を彷徨う姿は「ミッドナイト・クロス」を彷彿とさせた。彼女のアパートで未来を語るシーン。このままではいけないという苦い希望は「ロッキー」にも通じる。窓辺で抱き合う二人のバックで「愛は煌きの中で」が流れる。さすがに中坊には早すぎる映画だった。