ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

映画「ふたり」と「はるか、ノスタルジー」

NECが国内で3,000人ものリストラをすると発表した。東芝に続いてNECまでもが、こうした事態に追い込まれるとは思いもしなかった。かつて東芝には東芝EMIというレコード会社があったのは有名だ。実はNECにもNECアベニューというレコード会社があった。そこに所属していたアーティストの一人が久石譲。そこから発売されたCDの中に今でも愛聴しているサントラがある。それが大林宣彦監督の「ふたり」と「はるか、ノスタルジー」だ。

「ふたり」は1991年5月公開だが、前年の11月にNHKで放映されている。当時たまたまテレビで見ることができて、すっかり魅せられてしまった。大林と久石がデュエットする主題歌「草の想い」はしみじみとした名曲だ。

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「はるか、ノスタルジー」は1993年2月に公開。やはり前年の10月にWOWOWで放映されたが、当時は未加入なので見られなかった。しかし、映画は公開時に観に行って大いに感動してしまい、すぐにサントラを購入。切々とした「アリア・ソリチュード」は聴くたびに胸が締め付けられる。

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CD同様、野口久光のイラストが印象的な、当時の鑑賞券も残っていた。

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