ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

霞んだ空と頭

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今日の最高気温は20度。11月にしては暖かい。早朝はさすがに冷えるが、日中過ごしやすいのは本当に助かる。3ヶ月予報では雨や雪は少なめで、暖かい日が多いとのことだが、素直に当たって欲しいと思う。

豪雨は当然として、当たり前のように降る豪雪も、うんざりする。とにかく暖冬であることを願っている。そして、その先の夏のことを思う。ついに東京オリンピックでのマラソン競歩の会場が札幌に決まったとのこと。嘘からスタートしたオリンピックだけに、愚かしいドタバタが続いて、もう呆れるだけである。来夏は猛暑になるのか、冷夏になるのか、今から気になる。いずれにせよ災害が起こらないことを願うだけである。

色々な意味で日本が壊れつつあるような気がして不安になる。自然災害で巨額の損失が出ているのに、オリンピックでは無駄な経費がどんどんと積み上がっていく。消費増税から1か月が経ち、じわじわとその影響が広がりつつある。キャッシュレスのポイント還元が一日で10億って信じられない。地方でその恩恵を受けている人がどれくらい居るのだろう。

都会と地方の格差は広がるばかりだ。それは教育でも同じこと。萩生田文科相の「身の丈」発言には怒りすら覚える。大臣の辞任が続いても、総理はただ責任を痛感すると言うだけで、何も変わらない。増税があっても、不祥事があっても内閣の支持率が変わらないのも不思議なことである。

こうして、どんどんと感覚が麻痺していく。何があっても、何も変わらないから、何もしない。そんな空気に慣れてしまって、自分も思考停止したままである。外は晴れているが、うっすらと霞んでいる。自分の頭もすっきりと晴れることはない。