ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

メアリーと中二病

今朝、8時26分からBS4Kで「大草原の小さな家ミニ」を見た。わずか4分足らずの番宣ではあるが、なかなか出会えないので貴重だった。それも前回のミニでは取り上げられなかったメアリーについてだったから、単純に嬉しかった。

短い時間ながらメアリーの出演シーンだけが編集され、声優の清水理沙のコメントが入る。彼女が好きな回として挙げたのがシーズン3の「風の中の初恋」。ジョンを思うメアリーの姿が印象的な回だけに納得のセレクト。

その他には勝気なメアリーとして「勇気ある対決」のシーンが印象的だった。BS4Kではまだシーズン4の10話までしか放送されていないので、中嶋朋子のナレーションでは「過酷な運命が・・・」とだけ述べられていた。

自分のブログでも、そのあたりの表現は頭を悩ませるところ。だいたい、メアリーで検索すれば、すぐに目に入ってしまう。ちなみにドラマの邦題でメアリーが付くのは次の通り。

「メアリーの失敗」

「メアリーの眼鏡」

「メアリーの悩み」

「人質になったメアリー」

「先生になったメアリー」

「メアリーの結婚」

「メアリーの奇跡」

「メアリーの赤ちゃん」

これだけでも、人によってはネタバレと思ってしまうかもしれないが、原題ではメアリーの名前はない。シーズン4の最終回がメアリーにとっての転機になるが、その邦題でバレてしまう。その原題はI'll Be Waving As You Drive Away 、「立ち去る時に手を振るよ」で、イメージがふくらんで素晴らしい。

そんな自分でも、うっかりと書いてしまうことがある。失〇でブログ内を検索したら、二つの記事が出てきた。基本、ブログの記事などこんなものである。プロのライターが書いた記事だって、平気でネタバレを書いている。ネタバレが嫌なら、何も見ないことである。

それでも、つい気軽にネットを見ていると知らないうちに目に入ってきてしまう。アルバート〇なんて知りたくない。それでも登場人物のその後については気になる人も多いようで、メアリーと言えば上記のジョンということになる。そこでジョンを検索すると当ブログが出てきてしまう。

特にジョンの〇について書いた記事ではないので、なんだか心苦しい。簡単な感想しか書いていない記事なのに、当ブログではもっとも読まれている記事の一つになっている。すべてはGoogleの検索次第ということである。

そのおかげで、すっかり「大草原の小さな家」のブログみたいになってしまったが、これも中二病が再発したためでもある。毎日のようにドラマを見続けた結果、精神状態はあの頃に戻ってしまった。

シーズン1の「ローラの初恋」の回で、チャールズが「あの頃の男の頭の中はとんでもないぞ」と言うシーンがあるが、まさにそんな感じ。キャロラインが「どう、とんでもないの」と聞くと、チャールズは黙ってしまう。とても口には出せないのである。

色々な妄想が頭の中を占有するが、決して悪いことではない。それは「赤毛のアン」での想像することと同義でもある。それを良い方向に伸ばしていけるかが鍵である。これが悪い方向に向かうと陰湿な犯罪行為になってしまう。

ジョニーがローラではなくメアリーに惹かれる気持ちは、自分も同じだったから良く分かる。メアリーとローラを見ていると、あの頃の感情が呼び覚まされるようで切なくなってしまうのである。

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夜の装い

ちなみに今日はメアリーを演じたメリッサ・スー・アンダーソンの誕生日である。