史上最高のロック・アルバム TOP100
最近またレコードをよく聴いている。だからでもないが、ネットで「最高のロック・アルバム」といった記事があると、つい見入ってしまう。先日もNewsweekが発表していたので読んでみた。TOP10は次の通り。
1.OK Computer by Radiohead
2.The Dark Side of the Moon by Pink Floyd
3.Abbey Road by The Beatles
4.Revolver by The Beatles
5.Kid A by Radiohead
6.Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band by The Beatles
7.In Rainbows by Radiohead
8.Wish You Were Here by Pink Floyd
9.The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders From Mars by David Bowie
10.The Velvet Underground and Nico by The Velvet Underground and Nico
かなり偏ったセレクトではあるが、ピンク・フロイド、ビートルズ、レディオヘッドが好きな自分にとっては納得のセレクトである。当然、10枚すべてCDで持っているが、レコードで買ったのが4枚ある。さらに好きが高じて高額のデラックス版まで購入したのが2枚ある。
ビートルズは中学時代にレコードで赤盤を聴いて以来のファンだっただけに、1980年12月8日のことは忘れられない記憶である。昨夜も「イマジン」のドキュメントを見たが、最も好きなアルバムはやはり「アビーロード」ということになる。B面のメドレーが特に好きで、これがプログレにハマるきっかけになった。
ピンク・フロイドは高校になって友人から「狂気」のレコードを借りて初めて聴いて衝撃を受けた。リアルタイムで購入したのは「ザ・ウォール」からであるが、高校時代にはほぼレコードで集めてしまった。その中ではやはりファースト・インプレッションが大きかっただけに「狂気」がベストになってしまう。
CDの時代になってハマったのがレディオヘッドで最初に買ったのが1997年発売の「OKコンピューター」だった。当時、プログレとピンク・フロイドの影響について語られていて、それで興味を持って聴いてみたら最高だったということ。同じ頃に観た映画「ロミオ+ジュリエット」でもEXIT MUSIC がエンドロールで流れて印象的だった。
Radiohead - Exit Music (For A Film) lyrics
ただ、個人的には自分史上最高とは言い切れず、これが1位にはならない。1970年代のアルバムで好きなものが多すぎるし、この頃には感性は鈍ってしまっている。
そこで自分史上最高のロック・アルバムを考えてみたが難しすぎる。ピンク・フロイドとビートルズだけでTOP10が占められてしまう。そこで今回はとりあえずピンク・フロイド関連のアルバムだけで選んでみた。
1.狂気
2.炎
3.おせっかい
4.ウェット・ドリーム(リチャード・ライトのソロ)
5.デヴィッド・ギルモア(同名ソロ)
6.アニマルズ
7.対
8.原子心母
9.ザ・ウォール
⒑ 空想感覚(ニック・メイソンのソロ)
「対」以外はすべてレコードで繰り返し聴いたものである。個人的にはキーボード担当のリチャード・ライトが好きだったので、彼が作曲している曲に特に思い入れがある。
そんな彼のキーボード・プレイが十分に堪能できるライヴのBlu‐rayをタワーレコードで購入した。Amazonよりは高いがゆうパケットでポストに配達してくれるので気が楽である。ロジャー・ウォーターズのライヴとともにBS4Kで鑑賞済みではあるが、やはり物として手元に置いておきたかった。
同時に9月に復刻された映画「クラッシャー・ジョー」交響組曲のCDも購入した。高千穂遥原作のアニメでは「ダーティ・ペア」と共に魅せられたものである。