初雪が降った。
昨日のうちにタイヤの交換は済ませておいたから良かったものの、寒くてとても外出する気分ではなかった。
また今年も昨年のような大雪になるかと思うと憂鬱である。もう今から早く春にならないかと思ってしまう。
このところ岡村孝子に続いて薬師丸ひろ子のCDを聴き続けている。昔のCDを聴くと昔のことを思い出してしまうので困ってしまう。
40年前の土曜日(28日)も雪だったが、その年は11月8日に早くも雪が降り一面銀世界になったと日記には書いてある。
その日、ビリー・ジョエルのライヴ・アルバム「ソングス・イン・ジ・アティック」を購入している。そのレコードを聴いた時の興奮は今でもよく覚えている。オープニングのMiami 2017で早くもノックアウトされてしまった。
今年はソロデビュー50周年ということで、新たなベストアルバムも発売されるようである。
そして19日にインフルエンザの予防接種を受けている。当時はまだ2回接種を受けなけければならなかったが、受験のために仕方なく受けたのだろう。
それから今日に至るまで予防接種は受けなかったがインフルエンザに罹ったのは2回だけだった。それが今年、コロナによって40年ぶりに予防接種を受けることになるなんて思いもよらなかった。
現在、日本では感染者は激減しているが、また新たな変異株が見つかったとのことで予断を許さない状況であるのは変わらない。昨年はインフルエンザが激減したが今年は流行するとの話もあり心配である。
心配といえばガソリンと灯油の値上がりも深刻である。今日も寒くて一日中ストーブを点けていたが、雪国では冬のガソリンと灯油は生活必需品である。政府はEV車を普及させたいようだが、昨年のように高速で雪に埋もれた場合などはどうするのか考えてしまう。
円安も115円台まできたが今後の推移は分からない。このまま円安が進んでいけば物価は上昇しインフレにもなりかねない。給料が上がらない現状では良いことは何もない。
今は40年前に思い描いた未来になっているのかと思う。あの頃はビリー・ジョエルのレコードを聴いてLiveに行きたいと思っていたが、その夢は実現した。新入社員だった頃にバブルが始まり、毎週のようにコンサートに出かけて浮かれていた。
今やそれも夢のまた夢といった感じ。CDが売れなくなってLiveが見直されてきたのにコロナが打ち砕いてしまった。これから徐々にコンサートも再開されていくだろうが、このまま感染者が増えないことを祈るだけである。