ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

Amazonでの買い物~iPad mini

関東甲信は早くも梅雨明けしたようだが、当地でも真夏のような暑さが続いている。そんな中、今月5回目となる病院まで車で行ってきた。遠くで雷が鳴り、黒い雲が見えると何だか映画「ターミネーター」のラストシーンを思い出してしまう。

参院選挙を前に政治論議も盛んであるが、未来の日本に対するビジョンはまるで見えてこない。まさに「嵐が来る」予兆に身を震わせるだけである。

そんな未来を考える前に、今そこにある危機に対処するのが大変で、ブログもなかなか書くことができないままである。書きたいことがあっても、書くまでのハードルがありすぎて途中で止まってしまう。そうして過去の出来事は何の痕跡も残せないままに記憶の底に沈殿していく。

それも仕方がないこととはいえ、少しでも発掘できるように目印くらいは付けておきたいので、とりあえず最近のことを思い出せる範囲で書いておきたいと思う。

 

今日、病院へは午後に出かけた訳だが、昨日の午後に注文したものが今日の午前中に届き、それを午後に届けたということである。まったく便利な世の中になったものであるが、今のガソリン価格の高騰を考えると喜んでばかりもいられない。

病院へ行くのにも幹線道路を通る訳だが、多くのトラックが走っている。正直、前後をトラックに挟まれると映画「激突!」を思い出して不安になってしまうが、こうしたトラックのおかげで成り立っている現実を忘れてはならない。

激突! (字幕版)

激突! (字幕版)

  • デニス・ウィーヴァー
Amazon

そんなAmazonで働いているドライバーたちが労組を結成したとのニュースもあったが、日本はこうした低賃金の労働者によって支えられてきたのが現実で、30年も賃金が上がっていないという異常さをもっと真剣に考えるべきである。

今の円安がどこまで進行するのかは分からないが、このままではアップルの製品は間違いなく価格が高騰するはずである。そこで昨年から買うかどうか悩み続けていたiPad miniをようやく購入することにした。

iPad miniは初代を購入してからずっと愛用しており、第4世代もまだ現役であるが、たまたま昨日Amazonを見ていて6,000円ほど安くなっていたのが目に入ってしまったために衝動的に買ってしまったということである。

それでも今後は5万円台で買えるかどうか分からないので良い機会だったのかもしれない。とにかくこうした物はタイミング次第というところがあるだけに、その見極めが難しい。

今の円安は1998年以来の水準とのことだが、その頃はまだアップルよりはソニーだった。カセットのウォークマンがMDウォークマンになり、DATウォークマンというものもあった。

MDはそれなりに流通したと思うがDATは一部のマニアだけが愛用したような気がする。自分はMDを愛用していたが、同僚の女性からDATウォークマンを譲られたことで深みにはまってしまった。

あのエヴァンゲリオンTVシリーズ碇シンジが聴いていたものがそうで、これを見るとあの頃のことが鮮明によみがえる。ただ、この製品にもSONYタイマーは内蔵されており、しばらくして調子が悪くなり、やがてiPodに乗り換えることになった。

このiPodを愛用していた頃には円高が進行しており、毎年のように安くなった新製品を購入することができて最高だった。ある方が悪夢のようなと言っていた頃は、自分にとってはよっぽど暮らしやすかったような気がする。

 

以下、書きかけだった文章を載せておく。

最近、実家の片づけをしているが、一向に進まない。とにかく物がありすぎて、捨てるのにも手間がかかる。それでも先日は母親の桐ダンスを持ち出すことができた。今日は父親が買い集めたオーディオ製品を片付けることができた。

それでも捨てることはできず、埃を拭いてきれいにしてから動作確認をしたうえで、所定の場所に移動させたにすぎない。今ではMDが聴ける機種は貴重だからだ。

CDだけでななく、今でも大量のカセットテープとMDがあるが、ちゃんと聴くことができる。ただMDと同じ頃に買ったDATだけは残念ながら聴くことができないままだ。

先日もAmazonのタイムセールでiPad miniが3,000円ほど安くなっていたのを見つけた時にDATウォークマンの中古品にも目が留まり、買うかどうか迷い続けた。二つ買うと合計で10万円ちょっと。この値段に見合う価値があるかどうかがポイントになる。

iPadは円安のため今後は価格が急騰するはずだから買っておいて損はない。それでも今の機種がまだ十分に使えているので、やはりもったいない。DATは基本、CDの音源を録音しているので目新しいものはない。ただ、古いオープンリールの音源を録音したものがあり、そこには自分の幼い頃の声と若き日の両親の声が収録されている。新品だったら即決だが、中古品に5万円出す決断はできなかった。