ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

正月番組を見て思ったこと

昨日の朝は放射冷却で氷点下の冷え込みだった。そんな影響もあってか首元がカチンカチンに硬直してしまい、久々に酷い頭痛を併発してしまった。こうなると吐き気で食欲もなくなり、ぐったりしたまま一日が終わってしまった。

それに対して今朝は久々に暖かい朝で6時過ぎにゴミ出しに外へ出たが、あまり寒さを感じなかった。空には細い三日月と明けの明星たる金星が輝いており、見ることができてラッキーだった。

テレビを点けたら元日に放送されるはずだった鶴瓶タモリの正月番組をやっており、そのまま見続けてしまった。昔の正月番組の記憶はあまりないが、若かりし日のタモリの姿はけっこう覚えていた。

番組で紹介されていた番組表にドラマ「関ケ原」があったような気がするが、1981年の正月に見ていた記憶がある。元日には刑事コロンボの再放送「魔術師の幻想」を夕方4時から見ていた。5日には映画「明日に向かって撃て」と「エーゲ海に捧ぐ」を見て、7日からドラマ「二百三高地」が始まった年である。ちなみに映画「二百三高地」は前年の8月に公開されており主題歌はさだまさしの「防人の詩」で、当時シングル盤を購入した。


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番組では色々な雑煮が紹介されていたが、あいみょんが食べたイクラと鮭の雑煮が珍しいとは思わなかった。小さい頃からイクラといえば雑煮だった。こうした正月料理を食べていた時に地震が襲ったのかと思うと胸が詰まる。

テレビはもう通常モードに戻ってはいるが、あまり見る気にはなれずに録画だけが溜まっていっている。「ドキュメント72時間」も録画で見たが、なかなか良かった。別府の貸間を舞台にした人間模様を見ていて、こういう所で長逗留するのも良いだろうなって思った。何よりも仙人みたいな99歳の老人の姿を見てかくありたいと思ったものである。

テレビでは5歳の子供や、帰省していた娘さんなどが若くして亡くなったと伝えているが、こうした事実を知ると人生いろいろだけど不公平だなって改めて思わざるを得ない。正月のバラエティ番組をお気楽に見ることができる人が大多数だろうけど、新年早々食べる物にも不自由している人もいる。だからといって自分に何か出来るわけでもない。

今日はまだ晴れているけど、明日からはまた冬型が強まって大雪になるかもしれないとの予報が出ている。そうなるとこちらも戦々恐々として待ち構えないといけない。それは被災地の方々にとっては尚更である。これ以上、被害が増えないことを願うばかりである。