ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

映画

【備考】ベイカー先生 休診~ジョーズ2

「大草原の小さな家」で好きなのは、やはりローラとメアリーの二人のシーン。ただ二人が歩いてるシーンや、ベッドの中でのお喋りだけでも見ていて楽しい。 それだけに、どちらかが登場しないとそれだけで落胆してしまう。シーズン4は日常生活に制限を受けな…

映画「ダメージ」

狂おしいほど危険な暑さが続いている。そんな時に狂おしいほど危険な愛の映画を見た。1993年4月に公開されたルイ・マル監督の「ダメージ」である。 当時、ジュリエット・ビノシュとジェレミー・アイアンズの共演というだけでも話題になっていた記憶があ…

黒澤映画の前売券

1990年には黒澤明監督の「夢」も映画館で観ている。初日は5月25日であるが、いつ観たかは覚えていない。場所は有楽町マリオンだったと思う。スピルバーグらが制作に携わったということで特撮が楽しみだったが、印象に残ったのは美しい自然だった。 こ…

アラン・パーカー監督の訃報

長い闘病の末、アラン・パーカー監督が亡くなった。享年76歳。 遺作が2003年公開の「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」だから、ずいぶんと長いブランクがあった。この時がまだ60前だから、まだまだ多くの作品を撮ることができたはずだけに残念でなら…

映画「旅愁」とラフマニノフ

「風と共に去りぬ」のメラニー役で知られるオリヴィア・デ・ハヴィランドが亡くなった。享年104歳、大往生である。 スカーレットと対照的なメラニーの印象が強いが、個人的には中学生時代に映画館で観た「エアポート'77」と「スウォーム」に出ていたのが…

「大草原の小さな家」と映画「マーニー」

今、「大草原の小さな家」を検索すると、上位に次の記事が出てくる。 www.elle.com 毒家族、毒親という言葉が毒々しいが、読んでもよく分からなかった。自分の読解力がないせいもあるが、何でも毒親とか毒母に結びつけるのはどうかと思う。それでもこうして…

Ennio Morricone & Survival

昨夜、エンニオ・モリコーネの訃報を知った。享年91歳、病気ではなく、ケガが原因というのが残念でならない。 www.asahi.com そして今日、BS4Kでの『大草原の小さな家』は、「吹雪の中」だった。 hze01112.hatenablog.com この時の記事にも書いたが吹雪の…

サーカスとキングコング

サーカスが好きだ。 今は、なかなか本物を見る機会がないのが残念だ。先日もシルク・ド・ソレイユが破産申請をしたとのニュースを目にしたばかり。 それでも映画やドラマではいつでも見ることができる。ドラマ「大草原の小さな家」でも、たびたびサーカスが…

映画「近松物語」と二人の京子

BS4kで「近松物語」を見た。溝口健二の映画ではマイ・ベスト。 近松物語 4K デジタル修復版 Blu-ray 発売日: 2017/11/02 メディア: Blu-ray とにかく香川京子の美しさに尽きる。最初こそ、眉がなくてお歯黒の顔は近寄りがたい雰囲気があるが、それがだんだん…

映画「夕陽の挽歌」とモーゼス・ガン

BSプレミアムで放送された映画「夕陽の挽歌」を見た。 Wild Rovers [Blu-ray] 発売日: 2019/02/26 メディア: Blu-ray ウィリアム・ホールデンとライアン・オニールがコンビを組み、ブレイク・エドワーズが監督した西部劇であるが、Wikipediaには記載がなく…

映画「地獄の逃避行」~映像と音楽

日本では未公開だった1973年アメリカ公開の映画「地獄の逃避行」を見た。 地獄の逃避行 [Blu-ray] 発売日: 2017/12/16 メディア: Blu-ray テレンス・マリック監督の映画は「天国の日々」を映画館で観て、その圧倒的な映像美とモリコーネの音楽に魅せられて、…

【備考】兵士の帰還~サイコ

真夏日になった今日、今シーズン初の冷房を入れた。体がまだ暑さに慣れていないうえに頭痛にもなってしまい、しんどい状態が続いた。 そんな中、映画「サイコ」を見た。もう何度も見ている映画ではあるが、見る度に発見がある。舞台になっている土地はカンザ…

「エール」と「椿姫」

昨夜8時に鳴り響いた花火の音、ベッドの中で何だろうと思いながら眠りについた。今朝になって悪疫退散を願って全国の花火師たちが打ち上げたと知り、見なかったのを後悔した。 毎年7月には当地でも夏まつりの花火が打ち上げられるが、今年は中止になってし…

【備考】貨車暴走〜暴走する車両

いつの時代でも、子供は乗り物が大好きである。自分は鉄道ファンではないが、今でも電車が走っているのを見ると、ついカメラを向けてしまう。 蒸気機関車が珍しかった時代だったら尚更だろう。カールだけでなく、ローラとメアリーも、汽車が見たくて仕方がな…

【備考】学芸会のできごと~若草物語

シーズン3の「学芸会のできごと」の原題はLittle Womenで、「若草物語」のこと。小説は読んだことはないが、映像作品はいくつか見た記憶はある。その中でも1949年公開の映画は印象的である。 監督は「哀愁」のマーヴィン・ルロイ。メグをジャネット・リ…

【備考】キャンプ〜アドベンチャー・ファミリー

映画「アドベンチャー・ファミリー」がアメリカで公開されたのが1975年12月。その年の10月に放送されたのがシーズン2の「キャンプ」だった。この回をBS4Kで見直して、もう一度映画も見たくなってしまった。 映画の原題はThe Adventures of the …

【備考】風の中の初恋~草原の輝き

風薫る5月は初恋のイメージがする季節。「大草原の小さな家」もシーズン3になると恋の季節を迎える。「風の中の初恋」はメアリーの切ない恋を描いたストーリー。 海外ドラマは日本のドラマと違って、あまり季節感を感じることができない。このドラマでもク…

【備考】父さんのホームラン~がんばれ!ベアーズ

明日にも緊急事態宣言が解除されそうだが、単純に喜べないのが辛いところ。春の選抜は中止になってしまったが、夏の高校野球はどうなってしまうのだろうか。 そんな中、BS4Kで「父さんのホームラン」を見た。個人的にはとっても面白い回でお気に入りだけ…

映画「テンタクルズ」~1977年の夏

今日も真夏のような暑さになっている。夏といえば海、海と言えば映画「ジョーズ」を思い出す人も多いだろう。自分にとっても忘れられない映画で、初めて買ったレコードがこの映画のサントラだった。 その「ジョーズ」を観た1年後の夏に同じような海を舞台に…

【備考】ジョニーの家出〜緑園の天使

BS4Kでシーズン1の「ジョニーの家出」を見直した。美しい映像で、酒場の女ミミを演じたジェーン・アリス・ブランドンの魅力が増したように思えた。昨年見た時には黒川智花のようだと書いたが、改めて見てみると若き日のエリザベス・テイラーのようにも…

「ミッション:インポッシブル」と「キャリー」

BS4Kで「ミッション:インポッシブル」を見た。個人的にはこのブライアン・デ・パルマが監督した1作目が一番好きである。公開は1996年7月で、以降5作目の「ローグネーション」までは映画館で観ている。 ミッション:インポッシブル (字幕版) 発売…

「ブレードランナー」と「大草原の小さな家」

今、NHKのBS4Kが面白い。これまではリピート放送ばかりだったが、ようやく4K放送に本腰を入れてきた感じがする。紀行番組は当然としても、ドラマも4Kで見ると印象がだいぶ変わってくる。今は朝ドラ「エール」と大河「麒麟がくる」も4Kで楽しん…

「オズの魔法使」と「大草原の小さな家」

BSPで映画「オズの魔法使」を久々に見た。これがもう本当に面白くて、映像も音楽も最高だった。そんな小学生にも劣るような感想しか出てこないのが情けないが、年々精神状態が童心に戻っているのは間違いない。記憶ではドロシーはもっと子供だった気がしてい…

大林監督の訃報

昨夜、大林監督が亡くなった。コロナが原因ではないが、10日はコロナがなければ新作映画の封切り日だったので、やはり無念であっただろう。晩年はずっと反戦を訴え続けていただけに、このウィルスとの戦いをどう思っていたかを聞いてみたかった。どこかの…

映画「未知との遭遇」

1978年3月21日に映画「ジョーイ」を観た帰りに、「未知との遭遇」のサントラ盤レコードを購入した。映画はその10日後に観て、圧倒させられた。 最初に買ったサントラ盤はカセットテープの「スター・ウォーズ」で、最初に買ったレコードは「ジョーズ」…

【大草原の音楽】2「殺しが静かにやって来る」

昨日は一日雪が降り続いたが、気温が高めだったので、それほど積もらなかった。それでも外は雪景色に変わってしまった。 「大草原の小さな家」で雪のエピソードというと「吹雪の中」がすぐ思い出される。 hze01112.hatenablog.com この回を見て思い出した映…

映画「ウェディング・シンガー」と80年代の音楽

クリスマスに映画「ウェディング・シンガー」を見た。結婚式場で働く歌手とウェイトレスが結婚に至る紆余曲折を描いたラブ・コメディ。1985年を舞台にしているので当時のヒット曲が流れて、ムードを盛り上げる。 日本公開は1999年2月20日であるが…

【4K】映画「ディア・ハンター」

4Kテレビで初めて4K化された映画を見た。多くの人は画質にそんなにこだわりなどないと思う。4K対応テレビで地上波を見ても、十分にきれいである。それでも4Kテレビが最大の効果を発揮するのが、4Kで制作された番組であることは間違いない。 しかし、現…

映画「約束」

今日は岸惠子の誕生日ということを知らずに、彼女の主演映画「約束」を見た。これは萩原健一の追悼企画の1本として放映されたのを録画していたもので、内容等はまったく知らなかった。これが実に素晴らしかった。自分の好きな要素が満載で、すぐに保存版にな…

「火の鳥」あれこれ

日本映画専門チャンネルにて映画「火の鳥」を見た。以前、市川崑の特集で放映されたようだが、今回は若山富三郎の特集での放映だった。未ソフト化で長年、見ることができなかった映画の1本だった。 公開は1978年8月19日。この頃、自分は「スターウォ…